a siesta

注射が大ッ嫌いなＣＥのお坊ちゃま。本当に青くなり脳貧血起こします。それをネタに周囲から時々苛められます。

それが今回は職員はインフルエンザワクチン必ず接種のお達しが上から通達されていました。打たないでインフルエンザに罹ったら有休はやらない欠勤扱いだと（脅し）

やらなくてはいけない。

先日、院長が休みで他のクリニックのドクターが代わりに来てくれた時インフルエンザワクチンが1人分余りました。次の日には使えない。捨てるのは勿体無いので誰かスタッフでとなりました（有料）

即座に複数のスタッフが名乗りを上げ、熱を測り始める。
院長の居ない時にやりたかったようで…
（そういえば私も院長の居ない時でした、バイトの先生に許可をもらった）

坊ちゃんも一緒に名乗りをあげました。
みんなでワイワイ打ってしまえば恐怖も薄れるのではないかと、後で本人語っていました。

熱を計測すると次々と脱落。
返血（針を抜くまでの工程）時は現場は最高潮に忙しい時間なので身体に熱が篭っている事が多い。私は38度程度まで上がっている時もある。

残ったのはお坊ちゃん1人…
先生はもう帰るから早く決断をしなくてはいけない。

泣く泣く、本当に泣く泣く問診表に記入をしてドクターサインをもらっていました。

打つまで別室で悩み。
熊のようにうろつき、溜息つき。
その様子に周囲が笑いを押さえきれず。
「そろそろ打たないと何かあっても対応できないよ（しないよ）」
「ベッドに横になって打てば〜？倒れられると困るんだよね（冷）」
「血圧計つけてやる？モニターつける？」
「酸素も準備しておくよ。救急カートも待機」
「倒れたら（院長）先生呼ぶよ」

『俺は倒れません！大丈夫です！』

爆笑

注射は一瞬ですから。

その後「患者さんに刺すより、自分に刺される方がプレッシャーは無いからいいですけどね……」と脱力していました。
充分プレッシャーかかっていたと思うよ（笑）